最終更新日:2009/04/14 「ZDP189について」を修正
法人向けのETC専用カード

外観

包丁っぽく、かつ軽い鉈代わりに使える長めなナイフです。

ミラー仕上げにしましたが、スキャナで取り込んだら写りませんでしたorz

鋼材:ZDP189
HRC:67.5
厚さ:3mm
刃渡り:190mm
ハンドル:ココボロ
シースは初めて作りました。


道具

ZDP189は焼き入れ前でも硬いため、通常のセンタポンチでは先が潰れてしまいます。
そこでZDPの端材で簡易ポンチを作成。先端を形成してガスバーナーで炙ったあとに水で急冷。

既に10箇所くらい打っていますが、今のところ先端が潰れることはありません。

鋼材の穴あけはボール盤だと楽勝でしょうが、残念ながら持ってません。
私は手回しドリルで一穴10分くらいで空けました。


ZDP189について

2007/04/07の2ちゃんねる刃物板OFFで使ってみました。というかこの日に持っていくために急ピッチで作ったのです。

枯れた竹を割ってみたり、硬い節をチョッピング、グリグリ抉ってみましたが刃欠けしません。
シャプトン砥石のクリーム(#12000)でカミソリ程度に研ぎ、現地で上記の作業を行っても切れ味は落ちてません。コピー用紙がサラサラ切れます。

今までの噂では、ZDPは硬いかわりに靭性がなく脆いため、すぐ欠けて使い物にならないと言われていましたが、そんなことはないようです。確かにこの鋼材が出た初期の頃は靭性がなかったのは事実のようですが、現在は改良されているためか非常に良い素材になっているかもしれません。
(2009/04/14修正)上記の情報は確かなものではないため削除します。ZDP初期のものが脆かったといった確かなソースがありません。
たぶん「硬い鋼材だから脆いはず」というイメージから流れた噂レベルかと思われます。
ZDP189は刃物用として非常に良い鋼材です。

先のOFFで楠さんが、同じ鋼材のスパイダルコでドラム缶を切ってみたものの全く刃こぼれしない結果となり、問題ないと言ってもいいかと思われます。

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