2016/11/09 新規作成

法人向けのETC専用カード

はじめに

モータなど大きな電力が必要なものを実験する場合、電源の容量が問題になります。
そこで、電源容量に余裕があるPCのATX電源を使えると便利です。

ATX電源は、PowerON端子をスイッチなどでGNDへ落とすと電源が入ります。
PowerON端子がGNDレベルの間だけ電源が入るため、ON状態を保持できるオルタネイト型のプッシュスイッチやトグルスイッチなどを使用します。

もっとも、ATX電源コネクタのPowerON端子にジャンパピンを刺すだけでスイッチの代用している方もいらっしゃいますが(汗


注意

もし何らかの損害が発生しても当方は一切責任を負いませんので、あくまでも自己責任でお願いします。


ハードウェア製作

回路図

メイン基板の回路図(クリックで拡大)

+5VSB は商用電源に接続されているときに+5Vが出力されます。
PGOOD はATX電源ONになり、+12Vや+5Vなどの出力が安定するとONになります。

電源スイッチは簡単に、オルタネイト式のスイッチを使いました。
マイコンやトランジスタでスイッチ状態を保持する回路も考えましたが、大げさな感じが(汗


動作確認

ATX電源にACコードを接続すると、+5VSB のLEDが点灯します。
次に電源スイッチをONにして、電源が使用可能にすると PGOOD のLEDが点灯します。


最後に

電源を扱いますので、接続には十分注意してください。

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