法人向けのETC専用カード

2004/01/06

どんなジャンルでも小さいものが好きな私。
PCにおいても、小さなキーボードが好きです。

今は86キーを使っていて、十分小さいのですが。
でも、もう少し小さいキーボードが存在すれば欲しいです。

そんなこんなで時間が過ぎて、EZ-USBを使えば、マウスやキーボードなどのHIDデバイスが簡単に作れることがわかりました。
こりゃキーボードも作ってみるしかないということで製作を開始しました。


2004/01/07

基板の上にスイッチを並べて、一からキーボード自体を作るのは大変です(;´Д`)
なので、携帯に繋げるような小型のメール専用端末を改造します。

ハードオフで物色していると、いろいろありました。
とりあえず500円のポケットボードを2つ購入。
一つはコニーちゃんタイプで、もう一つはピュアでした。

分解したキーボード部分のアップ。

上のコニーちゃんは消しゴムキーで、下のピュアはそれなりの機構になっています。

ポケットボードの内部構造については、わくわくWANI LANDさんのここを参照してください。

ピュアのキーボードのフラットケーブル用コネクタを見ると、なぜか全ピンの内容がコネクタ外に引き出されています。
おかげで、コネクタの細いピンにはんだ付けする必要がなくなりました。

引き出されているピン内容は、こんな感じです。

1〜4番ピンの部分が少し変則的です。


2004/01/09

いろいろググってキーマトリクスの解析資料とか探しましたが、見つかりませんですた。

ということで、3時間くらいかかって解析してみました(;´Д`)

ポケットボードピュアのキーマトリクス
ピン 2 4 5 6 7 8 17 19 20
1 SHIFT               ON
3   変換 実行  
9      
10   削除  
11   後退  
12    
13   半/全 F1  
14   カナ/英 F2  
15   F4 R/ひら F3  
16   F5 SPACE F6  
18     挿/上 戻る  

これらは製造ロットやポケットボードのタイプ(ピュア/コニーちゃん/パレットなど)で違ってくる可能性があります。
上記の解析内容は正しいことを保証しませんのでご了承ください。


2004/01/10

キーボードのコントローラにはPIC16F877を使うことにしました。

ダイナミックスキャンでキーマトリクス上の状態を読んで、USBキーボードのキーコードに変換します。
その変換結果をEZ-USBに渡します。
EZ-USBは、PICから受けたキーコードをそのままホストに送るだけです。


2004/01/12

PIC16F877でコントローラを作ってみました。

繋いでみるとこんな感じ。

いろいろやりましたが、うまくいかず‥


2004/02/28

1/10から何も進んでいません(汗
ここのページにリンクするのを忘れていたので、とりあえず解析結果などを公開しておきます。

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