2019/10/15 回路図を修正
2017/03/18 ソースを修正
2015/09/01 ソースを修正
2015/08/31 新規作成

法人向けのETC専用カード

はじめに

USBポートから電源をとるLEDライトがあります。
私が買ったのは、単純にライトのON/OFFのみしかできません。
そこで、明るさを変化できる調光器を作りました。

ちなみに、USB扇風機の類も速度を制御できます。

通常、LEDライトは説明書通りに接続すると下図のようになります。

調光器を挟むと下図のようになり、明るさを調整できるようになります。

完成イメージ


製作

回路図はこんな感じです。

(2019/10/15修正)モータ類を接続した際の保護ダイオードを追加。

ロータリーエンコーダの回転をマイコンで読み取り、その増減値をPWMの出力に設定しているだけです。

PWMはマイコンを使わずとも、代わりにタイマICの555と操作用のボリュームでも実現できます。
が、私はロータリーエンコーダを回転させた時のコリコリ感が好きなので、敢えてマイコンを使いました。

ロータリーエンコーダの入力についている10nF(0.01uF)のコンデンサは、チャタリングを軽減させるものです。
また、今回はマイコン内蔵のプルアップ抵抗機能を有効にし、外付け抵抗を省いています。

MOS-FETはNchの2SK2232など、4V程度で駆動できるタイプなら何でもよいと思います。

ソース・Hexファイル

USB扇風機などのモータ類を制御する場合は、下記の20kHz PWM版を使ってください。
7.8kHz PWM版ですと、モータのコイル鳴きが発生する場合があります。
LEDの制御であればどちらでも構いません。

最新バージョン(20kHz PWM)usbled_r3.zip 3KBytes
最新バージョン(7.8kHz PWM)usbled_r2.zip 3KBytes

旧バージョン(8bit PWM)usbled.zip 3KBytes


使い方

冒頭の図のように、PCとLEDライトの間に調光器を挟みます。
接続した直後で、LEDライトが消灯しているときは本機のスタンバイLEDが点灯します。

本機のロータリーエンコーダを右に回すと、LEDライトの明るさが増えます。
LEDライトが点灯しているときは、スタンバイLEDが消灯していることを確認してください。

接続できるLEDライトは、そのライト自体に調光機能が付いていないものが使えます。
単純に電流制限抵抗やCRDで点灯しているタイプならば問題ないと思います。

当サイト内の検索